じつはいまここで、野口哲哉さんというアーティストの作品展をやっていて、それを私の英語の先生であるシャーナシー（米国）さんから教えてもらいました。

先生はアメリカ人なのに、日本の芸術や文化にひじょうに詳しく、もちろん、茶道、華道ともに、やっていらっしゃいます。とくに華道は師匠の免状もおもちです。京都に４０年強住んでいる、こっちのほうが、恥ずかしくなるほどです。

ところで。

京都人は、京都の魅力がわかっていないな、と思うことは非常に多いです。たとえば、歴史的な料亭などがあり、それを取り壊そう、などということが簡単に起こってしまうのです。そんなとき、いつも買いにくるのは、東京資本です。建物の伝統的な部分などをうまく残しながら、現代的な施設にさまがわりさせてしまいますね。

京都人って、いばっていても、京都を活かしていくこと、伝統を守っていくこと、これらに対して無頓着すぎると思います。自分を含めて反省です。(-_-)