ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

SOHO・自営業者のための鉄の掟

福島県でたいへんな「お金」の問題①

2011/05/16
大震災のあと、原発関連でいま福島県はたいへんなことになっています。いろいろ困っていることはありますが、やっぱり一番気になるのは、お金の問題です。

つい先日、ヤフーニュースをみていたら、東電の役員の人が7000万円の役員報酬をもらって、それを半額にしました、っていう記事がありました。

半額でも3500万円。

震災被害の仮払金を100万円もらった人は、この役員さんの数字を聞いて、いったいどう、思われるのでしょうか。

被害に合った俺が100万円。
被害に合わせたお前が3500万円。

ええかげんにせんかい。
といったところでしょうか。

でも安定企業の役員報酬って本当にすごいですね。
7000万円て、自営業の私の年収が700万円だと仮定すると、
約10倍ほどにあたるじゃないですか。

自営業の人ってみんなそうですけど、
せいいっぱい、働いています。

もちろん私も、盆も、正月も、GWも
基本的には毎年休んでいません。

これだけ働いて、必死に稼いで700万円、いくか、いかないか。
7000万円って、この10倍ですから〜。

少なくとも、私の10倍は、お国のため、安全のために
粉骨砕身して、働いてもらわないと、困る計算となります。

私はいまの倍、働けといっても、物理的に無理です。
でも、やっぱり7000万円もらっている人は、
現実に年収700万円の人の10倍はたらいてもらわないといけないんです。

年収7000万円分、
おれは、確実にはたらいているぞ─
って胸を張っていえる人だけ、その金額をもらってくださいね...

天皇陛下は、被災地の方々を思いやり、できるだけ自分も同じ環境をつくりだして生活されているそうです。

被害に合わせた皆様も、
どうか、そんな姿勢をお忘れなさらないように。

高木伸浩











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