拝啓　早春の候、◯◯先生におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

　このたびは娘の高校受験にあたり、格別のお力添えをいただきまして、誠にありがとうございました。試験の前日まで応援していただき、そのお心遣いに励まされた娘は、落ち着いた心地で当日を迎えることができました。

　先日、娘は無事、△△高校に合格し、進学が決まりました。

　今は高校生活に胸を踊らせ、新学期を心待ちにしております。その姿を見て、私もようやく肩の荷が降り、安心することができました。

　かつて親子共々、準備不足でどうしたらいいのか悩み、刻一刻と迫る試験日に焦るばかりでした。このような気持ちで受験を終えることができましたのは、急なお願いにもかかわらず、◯◯先生が家庭教師をお引き受けくださったおかげです。

　時に厳しく、時には寛容にご指導いただいたおかげで、娘はどんどん自信をつけていきました。あの２週間の努力と、そこから得た自信は、高校生になってからも娘を助けてくれることと思います。

　◯◯先生、お忙しい中ご指導いただき、本当にありがとうございました。この度のこと、誠に感謝の念に堪えません。

　末筆ではございますが、◯◯先生の一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

　略儀ながら、まずは書中をもちまして御礼申し上げます。

かしこ