ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

息子の嫁(彼女)の両親(親同士)への手紙

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媒体:手紙
完成日:2021年4月

担当者より:
息子の彼女の親に手紙を書きたいとのことで、コロナ禍で、挨拶に伺えていなかったことを気にされていました。嫁(彼女)の両親に対して失礼の無い言葉遣いを希望されていたので、その点に留意しつつ、そのまま手紙に書き写せるように段落まで手紙の形式に則りました。以下は、コロナ禍での親同士の手紙例文や、相手方実家への挨拶状例も掲載しています。ご覧ください。

例文


拝啓  初夏の日射しが感じられる季節になってきました。○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

ご存じのように、婚約時の両家挨拶ができず、たいへん失礼いたしました。また、緊急事態宣言などは明けたとはいえ、コロナ禍の影響は交通機関や、飲食店などにおいて多々残っており、実際にお会いしないほうが、適切かと判断し、お手紙でのご挨拶をさせていただくことになりました。

はじめて息子雄介が彩花さんを家にお連れした際、軽い食事をさせていただきました。そのとき彩花さんは台所で妻の手伝いをしてくれました。台所に並んでたつ姿を後方から拝見し、慣れた手さばきで、妻との会話も楽しんでくれたことに、たいへんほほえましくも、頼もしく感じ入った次第です。もちろん、料理の味もたしかなものがございました。

さらに、食事のあと、自ら進んでお茶をいれてくれるなど、小さな心配り、気配りができるお嬢様だと感心いたしました。これまでのご両親のご苦労と愛情が彩花さんには、いっぱいにつまっているように思いました。我が家の生活に自然となじんでくれる彩花さんに、妻と2人、まるで本当の娘のような、昔から知っているような気がするとうなずき合いました。

このようなステキなお嬢さんを妻に迎えることのできた、息子はほんとうに果報者です。結婚式はできずとも、ウエディングドレスを着て写真撮影をされるとのこと、それを見せていただけるだけで親として感激もひとしおでございます。

ふたりには、これからお互いを思いやる気持ちを忘れずに助け合いながら明るい家庭を築いていってほしいと願っています。まだ、未熟なふたりですので、皆様からのご助言、ご指導をじゅうぶんにいただけますよう、あらためてお願いを申し上げます。

結婚自体は新郎と新婦とのこととはいえ、新郎の親として、彩花さんにできうるかぎりのことをさせていただきたいと思っております。それでも至らぬところはあろうかとおもいます。その際は、どうぞ遠慮なさらずに、ご意見などをいただく存じます。謹んで拝聴させていただきます。

まことに不躾ながら、この書状をもって、○○家からのご挨拶をさせていただきます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
敬具




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