11月はみんなで紅葉狩り。「比叡山」ハイキングは思ったより本格的な登山だった!
11月は、秋から冬の変わり目。紅葉ももうそろそろかな...と気になり始めた、ある土曜日の昼下がり、社長から社内ラインが。
「来週火曜日、比叡山にハイキングに行きたいと思います。」
突然のハイキング宣告、来た!
もちろんスタッフ全員参加のイベントです。
「比叡山」といえば延暦寺。
私は「比叡山」と聞いて、てっきり、滋賀県の坂本あたりから出ているケーブルに乗って、比叡山延暦寺にハイキングに行くものと思い込んでいました。
(延暦寺なら前に行ったな...目玉の「根本中堂」が改修中で、オープンまでに10年以上かかるとかなんとか...)
そんなことをぼんやり思いながら、当日。
朝10時。待ち合わせ場所に行くと、社長もスタッフたちも本格的登山ウェアでバッチリ決めています。
!!
比叡山って、もしかして...
この先の展開をうっすら予感しながら、散策スタート。
「ハイキング日和ですねぇ」など、他愛ないおしゃべりをしながら、川沿いの緩やかな坂道をのんびり上っていきます。
「登山口」に到着。
社長を先頭に、スタッフ4人が縦列を組み、木々の生い茂る山に分け入っていきます。
と、いきなり眼前に立ちはだかる急斜面。けっこうな坂やで!
この瞬間、事態を甘く見ていたこと、「比叡山」が寺の名前の方ではなく、ガチな「山」であることに気がつきました(遅い)が、来てしまったものは仕方ない。山に来たからには、引き返すわけにはいかない、登るしかないのだ...
岩をよじ登るようにして、上っていきます。
他のスタッフたちはこういうことには慣れているのか、特に驚いた様子もありません。黙々と登っていきます。
幸い、急な坂ははじめのうちだけで、しばらくすると傾斜はなだらかになって、歩きやすい山道に変わっていきました。
この感じが続くなら大丈夫そうです。
木漏れ日が美しく、酸素たっぷりの空気がかぐわしい。
澄んだ空気をリズミカルに呼吸しながら、無心に、淡々と、ただひたすら脚を動かす。
全身に血が巡り、歩くほどに爽快になっていきます。
ちらほらと、紅葉した木々も見られます。
「綺麗ですねぇ」「山が極彩色...」
京都市内が一望できる展望スポットで小休憩した後、再び出発、進行。
登るにつれて、空気はどんどん冷たくなっていきます。
足元の細かいものにも目を向けていくと、いろんな発見があって楽しい。
きのこや粘菌類も活発に活動する時期らしい。
落ち葉の種類も、色も、場所ごとに違う。
岩肌のきめの細かさも色々。
時々、SF映画っぽい光景も。
岩をまたぎ、倒木をくぐり抜け。
けっこうな運動量ですが、日頃から鍛えている社長およびスタッフたちは、それほど息を切らすこともなく、程よいスピードでテンポよく歩いていきます。
なんとかついていく私。
(福井の田舎の怒涛のスパルタ中学で鍛えさせられた足腰が役にたった。)
登山口から約1時間半。ケーブル比叡の駅に到着。
ついたー!歩いた!
パッと視界が開けると、そこにはなぜか、幼稚園ぐらいの小さな子供達がたくさん。遠足で来たのだろうか...まるで天の国で遊ぶ天使のよう。寒いのに半袖で無邪気に元気一杯走り回っています。
出がけに買った「柿の木」のおにぎりをみんなで頬張り、しばし休憩。
ケーブル電車に乗り込み、紅葉する木々のトンネルをくぐり抜けて山をくだります。壮観!アトラクション感があって、テンションが上がります。
ほどなくケーブル八瀬駅に到着。
にわかに観光客が多くなり、屋台なども並んでいる。現世に戻ってきた感じがします。
美しく整えられた「もみじの小径」をぐるりと散策し、帰途へ。
叡山電鉄の八瀬駅から見える紅葉が見事!
これを見るために、わざわざ滋賀方面に遠回りして山に登ってから戻ってきたのだ...と思うと、紅葉のありがたみも増します。
噂に聞くオシャンティー鉄道、叡山電鉄。
レトロ可愛い電車がコトコトと来ました。車掌さんの制服も素敵。
ほとんど乗ったことがなかったので、これを機会に、鉄道オタクの真似をして車窓風景(動画ver.)を先頭車両から撮影したりしてしまいました。(後で見返すことはほぼないとわかっているのに、つい撮ってしまうのです。)
ハイキングのあとで「みんな全然余裕やなぁ。いつのまにそんなに登れるようになったんだ...」とスタッフたちの成長を眩しそうに見やる社長。
いつか、日常のライティング業務でも「みんな、いつのまにそんなに書けるようになったんだ...」と驚かれるようになりたいものです。
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