ヨーロッパ旅行紀(フランス編)
食と美の町、フランス!
お昼時、優雅にティータイムを楽しむ人々。
「今、ほんまに冬ですよね?」とツッコみたくなるくらい、オープンテラスでお茶をしてる人たちが目立ちました。
そして、「今、ほんまに平日ですよね?」とツッコみたくなるくらい、とにかくコーヒー片手にお喋りをしてる人が目立ちました。これだけセカセカと、一日中働くのは日本人だけなんでしょうか?
それくらい、ゆっくりと時が流れている町でした。
肝心の宿(わたしたちが泊まったのは、ユースホステルといって世界から旅人が集まる安宿です)も、問題なく確保。とりあえずは一安心。
しかし!宿のシャワーが冷水しか出なかったことが、何より辛かったです。
一日の疲れが取れるはずのバスタイム。「罰ゲームや!」と言いながらヒーヒー言ってました。
しかし、そんな罰ゲームも忘れるほど、フランスはご飯が美味しい!
オムレツに、スイーツに、クロワッサンに、フランスパンに、パンにパンにパン。。。
旅の7割はパンで占める程、毎日毎日パンばかり食べていました。これだけ食べても、不思議と日本食が恋しくならなかったんです。相当、美味しかったんでしょうね。。。
その中でも、今でも忘れられないのが現地で食べた、パリの老舗「ラデュレ」のマカロン。
観光客と現地人で、混み合う店内。わたしたちが入店したのが閉店間近だったので、店内で食べれるか雲行きが怪しかったのです。
せっかく来たのにー!!絶対食べたいー!!と、不安がよぎったその時!
前に並んでいた韓国人の男性が「相席しますか?」と声をかけてくれたのです!
もちろん、え、いいの?ヒャッホー!と、お言葉に甘えたわたしたち。3人でお茶しました。
見るからに美味しそうでしょ?色とりどりのカワイイマカロン。食べるのももったいない!でも、食べる!。。。。。肝心なその味は、もう100点満点。
アゴが外れるほど、美味です。本当に!
その証拠に、相席した彼はバニラ味を頬張りながらのけぞっていました。よほど衝撃的な味だったのでしょう。そして、初対面にも関わらずご馳走してくれたのです。さらに、駅まで送ってくれた彼。
もしや、わたしに気があるのでは?と勘違いする程優しい人でした。
人に優しくされたことって絶対に忘れないですよね。だからこそ、わたしはこのマカロンを忘れない。それに、きっとこの先、マカロンを食べるたびに彼のことを思い出すでしょう。
彼も同じように、マカロンを見たときわたしたちを思い出してくれるでしょうか?出会いって本当に一期一会ですね。
ラデュレのマカロンは、東京銀座にもお店があるみたいですので、機会がある方は是非!
そして、フランスで忘れてはいけないのが、モン・サン・ミッシェル!!
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルにもなった場所です。
城を目の前に、「バルス!!!」と叫ぶのが夢でした。(ラピュタを知らない方すいません)
昼と夜とで、城の見え方が全然違うので一度で二度楽しめちゃう。そんな素敵な世界遺産。
いくら写真におさめても、自分の目には決して叶わない。だから、もっともっといろんなものを見たいと思いました!
その他、ルーブル美術館や協会、パリを中心に歩いて過ごしたのですが。
フランスは、町全体が美術館。そう言っても過言ではないくらい、素敵な町でした。
しかし、スリには注意。友人も滞在2日目で財布をやられてしまいました。。。自己管理って、大切ですね。油断は禁物!
次回は、ドイツ編。
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