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博多へ取材旅行に行きました! 2日目取材編

2017/05/26
こんにちは、スタッフの髙木Jrです。
博多取材旅行の2日目についてお話をしたいと思います。
今回の取材対象者である、九州大学の堀先生とのアポイントのお時間は昼からです。
ですので「午前中なら、まだ観光ができる」という社長のお考えのもと、
朝にチェックアウトをすませ、観光名所であり、交通安全の御利益があるという「宗像大社」に向かいました。

宗像大社は、本来、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、そして宗像市田島の辺津宮、計3社のことを指します。
今回私達が観光したのは、宗像市の辺津宮です。
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さすがに日本各地の宗像神社の総本山というだけはあり、立派な門構えです。
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雰囲気のある建物に囲まれながらも、境内でとびきりの存在感を放っていたのが彼(彼女?)です。この距離で撮影されても全く動じない肝の据わり方は、さすがに神の社を住処にしているだけのことはありますね。

宗像大社を参拝したのち、いよいよ九州大学へ取材に向かいました。
まず思ったのは、敷地面積がとにかく広い!
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旧帝国大学時代に建造されたのでしょうか、かなり年を経た校舎がちらほら見受けられました。
校舎内を歩き回ること数十分、堀賀貴先生の研究室に着きました!
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「このステッピングストーンは、明らかに道路の障害物として作られています」と語られる堀先生。「古代ローマ都市はあえて非効率な設計によって安全を作り出していた」という仮説に基づき、研究をすすめられています。この説を唱えられたのは、先生が世界初です。
ステッピングストーンとは、古代ローマのポンペイの主要道路でよく見受けられる、石のことです。通説では、横断歩道のようなもの、と言われてきましたが、先生はこれもあえて通行しづらい道路を設計し、徐行させることによって安全に通行させた一要素である、と仰っています。
なかでも、一番研究を進めるにあたって苦労したのは、イタリア当局との調査許可申請の件だったそうです。
以下、そのくだりについて「助成研究者インタビュー記事 番外編」としてお送りします。

ーー古代ローマ都市の研究を進めるにあたって、なぜ調査許可が降りづらかったのでしょうか。

 調査の許可が降りなかったというより「日本人がなぜ、わざわざイタリアに来て、祖先の遺跡を研究するのか」ということを指摘されました。 
 当初私は「日本人は、自然災害を多く経験してきているので、ポンペイを学術的に優れた視点から調査することができる」という切り口で説得を試みました。

ーーイタリア当局はどのような対応を示されましたか。

 彼らと交渉するうちに「なぜ遺跡を調査するのか、理由を知りたい」、つまりまず私達と信頼関係を築こうとしていることに気付きました。
 それからは、純粋に遺跡について興味があり、学術的に価値が高いから調査をしたいという、研究の原点を伝えることによって、少しずつ信頼関係を築いていきました。

このお話を聞いて、そもそも、イタリア人と日本人が共同で研究するという行為自体歴史が浅かったという現状を知ることができました。
また、堀先生は権威と実績があるにもかかわらず「一般的な大学の名誉ある教授」のイメージのような威圧感たっぷりの態度というわけではなく、私たちのような素人に対しても、できるだけ専門用語を用いずに説明してくださいました。そのおかげで、スムーズにお話を理解することができました。
なにより「古代ローマの歴史の教科書が書き換わるかもしれない」ということに、興奮と期待を覚えました。
同時に、このような高い能力をもってして研究されている方々の業績を、一般の方に知って頂き、私が感じたようなある種の「わくわく感」を味わってほしいと思いました。

そんなことを思いながら執筆させていただきました今回の堀先生の記事は、セコム科学技術振興財団様HPにて5月30日公開予定となっておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
https://www.secom.co.jp/zaidan/interview/hori-t1.html

今回の取材旅行では、博多観光を楽しませていただいただけでなく「新しい分野を切り開いていくには、能力の高さだけでなく、コミュニケーション能力も磨く必要がある」ということを学ぶことができました。とても貴重な経験をさせていただいたことを、社長、また九州大学の堀先生、ならびにセコム科学技術振興財団様へ改めて感謝申し上げます。








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