文庫本『永遠の0(ゼロ)』を読んで
2011/02/07
講談社文庫 百田直樹著 920円
著者の別の本『ボックス』で、そのスピード感や深さに圧倒され、他の本も読みたくなり、一番評判のよさそうな本ということで、購入して読んでみました。
オビなどにも数々の著名人がコメントしているように、涙なしでは、読めないかもしれません。
また、この種の涙は、女性には理解不能かもしれません。男としての本当の生き様とはなにか、覚悟とはなにか、切々と問いかけてくれます。
私の父も、軍人だったので、「ぜひ読んでほしい!」といって渡したのですが、高齢のため「目が疲れる・・・」と言って読んでくれません。
父も「赤とんぼ」と呼ばれた複葉機に乗っていたそうで、その経験談や零戦関係の話を聞いていると、ほぼこの本の内容の裏付けをとれたような気がします。
今度、竹野内豊主演の戦争映画がありますが、あれもぜひ行ってみようかと思っています。
この本も映画にならないかな?
めちゃめちゃ、おもしろい本なので、
★★★★★
星5つをあげちゃいます。
この欄では、初めてかもしれません。
高木伸浩