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泉田啓一著『マイホームはネットで買うな、営業マンから買え!』

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2013.9.15
並製 四六判 
p.144 1000円(税別)

内容
理想のマイホームが見つからない―そうお嘆きの読者は、探す「方法」が間違っています。いますぐ『ネット万能主義』は捨て、地元の不動産業者を訪ねよう!

まえがきより:
「マイホームを購入しよう」
 そんな一大決心をしたとき、あなたが最初にすることは何でしょうか。

①不動産業者に行く
②ネットで物件を検索する

 ほんの15年ほど前、まだパソコンやインターネットがそれほど普及していなかったころは、不動産情報を手に入れるためには①の行動、つまり不動産業者を訪れて相談するしかありませんでした。

 しかし、現代は『ネット万能主義』という言葉が生まれるほど、インターネットが人々の生活に浸透しています。本やCDの日常生活品、趣味やスポーツの道具から高級外車まで、あらゆるものがネット検索で入手できるようになりました。そのためほとんどの人が②と答え、不動産情報サイトを活用することでしょう。

 また、最近はどのサイトも絞り込み検索機能が充実しており、地域・価格・間取り・専有面積・築年数など、自分の希望に合う物件を簡単にピックアップできるようになっています。ネット検索をすれば候補物件が出てくるのだから、わざわざ不動産業者に足を運んで営業マンに相談するのは時代遅れだ──多くの人がそう誤解するのも無理はありません。

 しかし、本当にネットで検索するだけで、満足できる物件と出会うことができるのでしょうか。従来通り、不動産業者を訪れ営業マンと付き合うなかで、理想のマイホームに出会うというプロセスを踏む必要はなくなったのでしょうか。

 ここで、読者の皆様に知っておいてほしいことがあります。
 まずひとつめは、最新の不動産情報は、ネット上には存在しないという事実です。じつはネットにアップされている物件の多くは『売れ残り』である確率が高いのです。在庫一掃セールの商品と同じです。誰も買わなかったからネットで売り出されているのです。

 では『最新の物件』や『売れ筋物件』の情報は、どこにあるのでしょうか。
 不動産業者です。
 誰もが欲しくなるような良質の物件は、まず、不動産業者の営業マンが自分のお客様にご紹介します。人と人のつきあいがまず第一にあるわけです。そこで契約が成立すれば、当然ネットに上がることはありません。つまり、不動産のプロが「本当にオススメだ」と認める物件は、ネット上には存在しないのです。

 ふたつめは、ネットは『あなた』に合う情報を提供してくれるわけではないこと。
 例えば道に迷ったとき、多くの人が携帯電話やスマートフォンのアプリケーションを使います。すると、自分が今いる位置と、目的地までの最短ルートをすぐに教えてくれます。
 しかし、もしも乳児を乗せたベビーカーを引いていたら、どうでしょう。
 そのルートの中に階段があれば、登ることは困難です。車の交通量が多く歩道が狭い道や、踏切などがあると、非常に危険です。
 そうした細かな配慮ができるのは、やはり人間です。地元の人に道を尋ねれば、その人はベビーカーを見て、少し遠回りでも危険が少ない道を教えてくれるはずです。

 ネットは『条件』に合致する情報を表示しますが、
 人間は『相手の状況』をつぶさに読み取り、相手に合わせた情報を教えてくれます。
 私たち不動産会社の営業マンは、その道のプロです。
 地域・価格・間取りといったカテゴリーだけで選ぶのではなく、お客様の状況を丹念に聞き取ることで「その地域での生活や家の間取りが、お客様の今後のライフスタイルに合うか」「この価格帯で問題ないか」などを考えた上で、お客様に最適な物件をご提案しているのです。

 ネット万能主義の現代において、わざわざ不動産業者に足を運び、マイホーム購入の相談をすることは、決して時代遅れではありません。そこにはネットにアップされる前の物件が存在しますし、こまやかなフォローで理想のマイホーム探しを手助けしてくれる営業マンがいるはずです。マイホームの購入を決めたら

 不動産業者に行く──

 これが理想のマイホームと出会うためのベストの選択です。本書を読んで下さった方が信頼できる営業マンと出会い、理想のマイホームを見つけて幸せな生活を手に入れることができたなら、私にとってこれに優る喜びはありません。




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