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東野圭吾著『カッコウの卵は誰のもの』を読んで

2010/02/01

51RE2TJMdbL__SS400_.jpg東野圭吾の最新作です。彼の作品は、おもしろい、おもしろくないに関わらず、とりあえず買ってみて、読んでいます。

 

こちらの作品は、プロット自体は、たいしたことはないです。ありきたりのと言えば、ありきたりです。でも、やっぱり彼の作品はテーマがいいです。

 

主人公の父親は、ワールドカップにも出場していたというスキー選手、その娘も若くして将来を嘱望されるスキーヤーに育ちつつありました。

 

ところが、とんでもない事件が起こり、父親は「娘にこれまで隠していた事実を、告げなければならない」自体に追い込まれていくのです。

 

有名人にも、平凡な人にも、どんな人にも
「秘密」というものをもっていると思います。
その「秘密」を当人に言うべきか、言わないべきか、迷っている人も多いと思います。そこで主人公は、自分の心と戦い続けます。

 

そんな主人公は私はカッコいいと思います。

 

映画になるほどの作品ではありませんが、2時間ドラマぐらいなら、なかなかいいんじゃないでしょうか。

 

ノブヒロ
★☆☆☆☆


 

 

 




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