映画「Dr.パルナサスの鏡」を見て
2010/02/05
「この作品で、ヒース・レジャーとお別れだなんて」
そうです、この作品は故ヒース・レジャーの遺作。
制作途中に急死してしまったため、友人であるジョニーデップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人が彼に代わって役を演じ分けたそうです。
確かに、途中から彼等が交代で出演していくのですが、
そのたびに「ヒースはもういないんだ」という気持ちに駆られ、ストーリーよりもそちらに浸ってしまいました。
肝心なストーリーなのですが。。。
悪魔との契約で不死身となったパルナサス博士が持つ不思議な鏡。
鏡の中には、それぞれが描く幸せで幻想的な世界が待っている。しかし、いつまでもそこにはいられない。脱出できるか否か、それは本人の「人生の選択」にかかっていて――
評価は観る人によって、はっきり分かれる作品だと思います。
「意味分からん、何やこれ」
と言ってしまえば、確かにそれで終わりなのですが。
謎な部分が多く「あの時のアレは何だったんだ?!」と煮え切らない気持ちが残るのも、
魅力の一つなのかな、と思いました!
そして、これから行く方はエンドロールまで席を立たないように!
奇妙な体験をすることができますよ。
余談ですが、ヒース・レジャーが完璧な悪役をつとめた映画「ダークナイト」は
鳥肌が立つ程、見事に演じきっていて本当にオススメです!
★★★☆☆
スタッフ ワキトモカ