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スタッフ一押しドッグイヤーあれこれ

「運命の人」山崎豊子著 文藝春秋

2009/11/21

unmei.jpgいわずと知れた国民的作家・山崎豊子氏の最新作です。何年先になるのかわからない文庫を待ちきれず、4冊も購入しました。氏の作品において、"いつもながらの"出世欲と実力と女グセの悪さを兼ね備えた主人公に、いつの間にか"共感"させ、自分までが悪事に荷担させられているような気分になるのはどうしてでしょうか。また、氏の作品というのは読んでいるその場面がまるで見ているように頭のなかで映像化されるのが不思議です。それだけ作家としての力量があるのでしょう。3巻あたりからの沖縄についての記述は特筆もので、読んでいてつらくなります。

★★★☆☆

社長

 




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