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京都のええとこ教えます

京てぬぐい SOUSOU

2015/02/13
手ぬぐいってご存知ですか?
みなさん、なんとなく布の切れ端で、今はタオルがあるから知らない、とぐらいに捉えていらっしゃるかと思います。
しかし最近はかわいいガラやデザインの、カジュアルてぬぐいが
じわじわ人気がでてきているのです!
今回はそのカジュアルてぬぐいが有名な雑貨屋さん、SOUSOUをご紹介します。
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SOUSOUは、「新しい日本文化の創造」をコンセプトにオリジナルテキスタイルを作成し、
地下足袋や和服、家具などを製作、販売する日本のブランドです。
テキスタイルは布地の意味。
ここは四条河原町の交差点を裏に入ったところなのですが、店はてぬぐいの他に、
和服、茶席、タウンサイクリンググッズなどで分かれており、
一帯がSOUSOUランドと化しています!
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全部回るのはさすがに疲れそうだったので、有名所のてぬぐい、地下足袋コーナーを選択。
まずは手ぬぐいから!
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ここでは「伊勢木綿」から作られたてぬぐい、首まき、掛け物を販売。伊勢木綿は江戸時代から存在し、いまは作っている会社がひとつしか残っておらず、貴重だそうです。
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あえて弱い糸を使うことで、洗えばあらうほどやわらかくなり、
柄にも味がでてくるのだとか!道具は消耗していくイメージが強いですが、
こういうところに日本人の知恵が光ります。
肝心のデザインも、12ヶ月、各月ごとや十二支の動物、伝統的な絞りで
作られるものなど豊富です。
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用途も幅広い!
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デザインが気に入ったので奮発しました(笑)
★事務所の壁紙にぴったりかも‥

次に向かったのは地下足袋コーナー!
実はSOUSOUは、世界で唯一の、国産地下足袋ブランドです。
カラーバリエーションが豊富な足袋や地下足袋、なんと専用中敷まで発見!
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せっかくなので地下足袋を試着させてもらいました笑 これが歩きやすい、軽い!
地面の感触がわかるぐらいフィットしていて、靴下のまま外を歩いているかのよう。
ただ見た目が浮くからちょっと...という方用に、地下足袋の履き心地を残したスニーカーも!
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もう少し安かったら完璧だったのに!笑

最後に地下足袋の店の二階、タウンサイクリング&デイリーウェアコーナー。
京都は盆地で道が平坦で、自転車の町としても有名です。
SOUSOUは、古くから世界最古のロードレース「ツール・ド・フランス」を
サポートし続けてきたルコックとコラボ。
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シティサイクリングに適した、手袋やかばん、ネックウォーマーなど、
カジュアルなサイクリングウェアが並びます。
SOUSOUデザインの、スマートフォンケースも!
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さて、京都のニュースタンダードを狙うブランド「SOUSOU」の一部を見ていただいたわけですが、この名前の由来は何なのでしょうか?
これは三国志の英雄ではなく、私たち日本人が会話で使う「そう、そう」なのだそうです。
「このような言葉を用いて、お互いを確認、発見、発展しながら、日本人は社会を築いてきた。知らない間によく使うこの言葉だが、必要不可欠であり、日本人らしさ、日本そのものを表している。こういった無意識を見つめなおす、意識していくことが今大切ではないか」‥
HPより

今回ご紹介した品々も、私たちの身の回りのものが中心でした。
SOUSOUは日本のニュースタンダードを目指すために、あえて日本本来の良さ、
磨かれた伝統工芸をアピールしています。
温故知新という言葉があるように、新しいことを成すには、まず古いもの、
当たり前と思っていることを見つめなおすことが必要なのかもしれません。

営業時間:朝11:00〜夜8:30
住所:京都市中京区新京極四条上ル中之町579−8
定休日:なし
電話番号:075−212−9324







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