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おすすめ本の紹介1『葬送の仕事師たち』

2019/09/18

長い夏もようやくひと段落、秋の風と虫の音が心地よい季節になり、社長や他のスタッフが、アニメの秋、映画の秋、と、どちらかというとインドア方面へ気持ちが向かいつつある中、ライブ野外フェスだ!と一人アウトドア方面にテンションをあげている、スタッフMです。(どういう風の吹き回しか、先月からインドの打楽器タブラを習い始めました。世界一難しい打楽器と言われているだけあり、ちょっと叩いただけで指先が疲れて痛くなります...

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前回、「ご挨拶」で、女性作家のノンフィクション作品を読んで、ライターを目指したということを書きました。

せっかくなので、ここで、作品の紹介をしていきたいと思います。

まずはこちら。


『葬送の仕事師たち』(井上理津子著)


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私は人の「死」ということに、以前から興味を持っていて、気がつくとなんとなく、死に関連するサイトを見たり、本を読んだりしてきました。どうしてそうなったのかわかりませんが、数年前に、命の危険を感じるような体調不良に見舞われたりしたことがあったせいでしょうか...

同書は、人の「死」に関連する様々な職業の人々にインタビューして書かれたもの。遺体を修復するエンバーマー、納棺師、火葬場職員など...その知られざる仕事内容と、彼らの思いに光が当てられます。

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エンバーマーという仕事は、グラビアアイドルの壇蜜の前職ということで、一気に有名になった感じがしますが、それも最近のことで、基本的にはあまり知られていない職業だと思います。

井上さんが、あちこち走り回って、普通に暮らしていれば、まず聞くことのない彼らの言葉を掘り起こして文章にしてくれたことはとても貴重。「いい仕事してます」という台詞が昔、ありましたが、本当に、いい仕事されています...尊敬。


(井上さんには、このほか、飛田新地に入ってインタビューした著作『さいごの色街 飛田』があり、こちらも読んでみたいと思い、ダウンロードしてはみたものの、冒頭、少し読んだだけで、ぐわっと漂ってくるえげつなさに目眩がして、まだ読むことができていません...要修行。なんの修行だ)


ところで、私は、子どもの頃はよく本を読んだのですが、大人になってから、ほとんど本を読まなくなり、活字をしばらく目で追うだけで疲れてくるという状態でした。最近になって「ものを書く仕事をやっているんだし、さすがに高校レベルで語彙力や表現力が止まっているのはまずいだろう。もう少し勉強したほうがいい」と反省し、自分の興味のあるものから少しずつ読んでいくことにしたのです。

本当に興味のある内容なら、貧弱な読書力と集中力が好奇心によって後押しされるので、風を受けた帆船が自然に海を渡っていくように、長い文章でもどんどんと読み進んでいくことができるのです。

まあ、頭が柔軟な若い時代に読むのと、いま読むのとでは、吸収力にかなりの差があることは承知ですが...(逆に言えば、読み書き力に関しては、子どもの時に勉強することが大事なんだということが分かります。)





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