今回取材させていただいたのは、

セコム科学技術振興財団の助成研究で「災害時に必要な情報を音声により確実に伝える」インテリジェント避難誘導音声提示システムについて研究されている、
北陸先端科学技術大学院大学、赤木正人教授です。

赤木先生のご研究は、
災害時、地下に人々が避難し、スピーカー音声などで避難誘導をする際に、

騒音状況に応じて、最も人間が聞き取りやすい音声を自動で選択するシステム開発を目指されています。

過去に、世界的な音声の大会で、初音ミクで有名な「VOCALOID」にも勝って優勝した経歴もお持ちだそうです。

「人間が騒音のある場所で会話するとき、声色を替えたりしますね。実は、そのメカニズムは非常に難しいものです」

「音が大きければ、聞き取りやすいというものでもないからです。静まりかえっているときに、人混みにいるときと同じ声を出すと、逆にうるさくて聞こえづらいですからね。人間が、場所によって一番聞き取りやすい範囲の音声も、調査しました」

など、貴重なご意見をお聞きすることができ、

その分野でのエキスパートでさえ、非常に難しい分野であるということがわかりました。

今回は特別に、研究機材まで見せていただきました！

全く音が漏れないという部屋です。

社長が騒いでも、全く外からは聞こえない！

赤木先生の記事は、１０月と１１月にセコム科学技術振興財団様HPで公開予定です。

また、今回はセコム科学技術振興財団の担当者Ｔ様も、取材にご同行くださいました。

T様は、元は情報系の研究者だそうです。

研究に対して鋭いご指摘、また私達一般人には難しい分野をすんなり理解されていたご様子を見て、

と、少し気後れしてしまいました。

しかし、改めて

「そのような方々から信頼していただいている会社のスタッフである」ということも、自覚しました。

精一杯、良い記事になるように頑張らせていただきます！！

取材後は、Ｔ様も一緒に白山比咩神社もご一緒してくださいました。

白山比咩神社は、大学から車で２０分程度のところにあったのですが、

見て下さい！この苔階段！

神社！苔！！マイナスイオン！！！

裏口からは、この絶景を見られなかったでしょう。

そして帰り道、ふと私は思い出しました。

7月6日は、何の日だったか。

そう、セコムの日です！

7月5日、6日はセコムの日です、ここはテストに出ます。

Ｔ様からは、

「今年から施行がはじまったから、なかなか社員内でもまだ周知されてないんですけどね」

というお言葉をいただきました。

恐縮ですッ！

T様を駅までお送りしたところで、私の電池が切れてしまい、

そのまま温泉旅館へ直行しました。

お疲れ様でした！！

p.s.社長は、旅館で翌日の観光スポットを綿密に検索しておられました。ゲームコーナーでひたすら太鼓の達人をしているスタッフもいたような、いなかったような・・