ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

スタッフブログ

わたしの好きな京都の景色 〜左の大文字〜

2017/05/31
弊社は京都市北区衣笠に事務所を構えています。

最寄りのバス停は「わら天神」
安産祈願で有名な『わら天神宮』がバス停から北へまもなく上がったところにあることから、この名がつけられました。

そのわら天神へ向かって、毎朝、阪急西院からバスに乗り、
北へ北へと上がる途中、京都らしいある素敵な景色が見えてきます。

「左の大文字」です。

じつは、このバスからみる左の大文字は私のお気に入りの景色なのです。

そこで今回は、
弊社の近辺には左の大文字以外にも、龍安寺や金閣寺
北野天満宮に平野神社、と京都の見所が揃いぶみにもかかわらず、
さらにさらに、季節的にもかなり先取りの話になってしまいますが......

「左の大文字」についてご紹介したいと思います!




そこに火が灯るのは、
毎年8月16日の午後8時
京都の夏を彩る美しい行事です。

東山如意ヶ嶽の「大」
左京区松ヶ崎の「妙法」
北区西賀茂の「船形」
そして我らが北区衣笠の「左大文字」
最後は、左京区嵯峨鳥居本の「鳥居型」

5分おきに一つひとつ火がつけられ
京の夏空を幻想的に変えていきます。

火は、それぞれ約30分ほどで燃え尽きてしまうとあって
毎年、はじめて送り火を見る方々が「あっという間だった」
なんて残念そうに話されている姿を目にします。

とはいえ、
そもそも送り火は、お盆に迎えた祖霊をふたたび冥府に送る行事ですから、
いつまでも帰りを惜しんでいるわけにもいきません。
幻想的な時間はあっという間ですが、原点に立ち返り祖霊を敬う気持ちで
送り火を眺めてみると、神聖な気持ちで京の夏を味わえるのではないでしょうか。

さて、
この送り火ですが
ときどき京都以外の方には「大文字」または「大文字焼き」なんて呼ばれ方をします。
じつはこの呼び方は誤りで、正確には「五山の送り火」といいます。
いいですか「五山の送り火」です。
大切なことなので2回言いました。(笑)

それは、
京都の人は(生粋の京都人であればあるほど)
「大文字なんて呼ぶ人は、ものを知らへんねんな」とひっそり思っているからなのです。

大切な伝統ある行事ですから、
改めて皆様には「五山の送り火」という名前で呼んでいただくよう、
お願いしたいと思います。
(笑)

話しは変わりますが、
弊社でかわいがっている観葉植物たちがすくすくと成長しております。
春に入ってから、新芽がどんどんつき、今では見事に葉を広げ、立派な立ち姿でお客様をお迎えしてくれています。
しかし夏の暑さが続く今日も、彼らの成長はとまらず、新芽がちょろちょろと出てきている状態......(驚きです)
たくましく、健康に育ってくれているんだなぁ、と嬉しく思っています。

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京都観光に来られた方も、弊社にご依頼に来て下さった方も、
ぜひ、京都の観光スポットとあわせて、弊社の観葉植物たちの成長もチェックしていただけたら、ライティングスタッフはとても幸せです。











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