若者よ、社長になれ!
いつの頃から、若者が夢を抱かなくなったのだろう。
「大学は海外に留学したい」
「将来、会社の社長になりたい」
のように考える高校生、大学生がどんどん、減ってきている。
彼らは「将来? いまのままでいいよ。社長はしんどそうだから、副社長、部長ぐらいになれたらいいかな」
と考えているようだ。
私ははっきり言って、この考え方には賛同できない。
世の中を、なめている。
部長になろうと思っても、せいぜい平社員しかなれないだろう。
社長になろうと思ってはじめて、部長か課長どまり、というのが普通の会社でがんばっている大人たちの本音ではないだろうか。
(そもそも、役職自体を目標にしたアンケートをとること自体にも、マスコミ側の問題はあると思うが...)
私は、若い人で、職人や芸術家、スポーツ選手などを目指す以外の人には、
ぜひ、社長になってもらいたい、と思っている。
サラリーマン社長でもいい、ベンチャー社長でもいい。
トップをめざさなくては、いったい、どこを目指すべきだというのだろうか。
最近、いいニュースが発表された(マスコミは否定的に流すが...)。
国民新党の亀井さんがやってくれたアレである。
1億円以上の役員報酬をもらっている個人名、金額が発表されるという。
これを中学、高校、大学の先生たちは、生徒にどのように話しているだろうか?
マスコミの論調にしたがって、「世の中、こんなに不景気なのに、一部の経営者は給料をとりすぎだ。是正すべきだ」と説明しているのだろうか。
できれば、こんな説明はやめてほしい。
でなくて...
「おい、みんな、新聞、読んだか? 社長ってのは、予想以上にみんないい給料もらってるぞ。もっと勉強して、いい会社員になるか、ベンチャー起こすか、なんかして、みんなも社長になったらどうだ。」
と言って欲しい(そんな先生はゼロだろうけど)。
でも、私は希望を捨てていない。
きっと、田舎の、どこかの高校生で、ちゃんと新聞を読むか、テレビを見ているヤツがいて目をひんむいて、このニュースを聞いたに違いないと。そいつはきっと
「何、オレの父ちゃんの年収は300万だけど、社長は3億円なのか。100倍違うとは何事だ。ヤバスギル。学校の先生は、みんな経営者は悪者だって、いってるけど、もしかしてマユツバで、ただの嫉妬だけかもな。オレは新聞やテレビの解説にはだまされない。欧米の経営者は、儲けるだけではなく、社会貢献している人が多いと聞く。そうだ。ホリエモンとか、コムスンの折口がおかしかっただけで、松下幸之助や本田宗一郎といった名経営者は、いまでも尊敬されるすばらしい存在だ。オレも、ぜったい社長になるぞ~」
若者よ。その通りだ。
君の未来は、明るい。
マスコミの論調にだまされるな。解説者の評論をうのみにするな。
情報を咀嚼しろ、自分の頭で、そして、身体で考えるんだ!
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