ヨーロッパ旅行紀(イタリア編)
ドイツからイタリアまでは、寝台列車を利用して移動したのですが、
3段ベッド式の6人一部屋。ベッド間が狭すぎて、とてもじゃないけど身動きがとれない。あの時ばかりは、自衛隊の気持ちが少し分かった気がしました。
ここでも部屋割りなんて男女おかまいなし!ドイツ編で「大丈夫~♪」なんて言っていましたが、
朝目覚めたら、友人のカバンのチャックが全開で、貴重品すべてベッドに散乱していたそうです。幸い、何も被害はなかったからよかったけれど。そういえば、わたしも夜中、人の気配がしたのでハッと目が覚めると、目の前を黒い影が引いていくのが見えた!。。。気がします。
結局、ふたりとも無事に到着できたのでよかったけれど、気抜いたらアウト!自分の身は自分で守らなければ、と改めて胸に刻みました。
イタリアですが、ローマ→ヴァチカン→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノと周遊しました!
まず、驚いたのは、ローマが小さい!予定では丸2日間ローマで過ごす予定だったのですが、1日で十分だったくらいです(わたしたちにとっては)。その日は生憎の空模様で、「ローマの休日」を思い描いていただけに少しショックでした。
特に、心に残った場所がフィレンツェ。イタリアは革製品が有名なだけあって、街中革の匂いで包まれていました。そして本物のダヴィデ像を見たときは、感動して鳥肌が立ちました。ヨーロッパに来てから、彫刻や絵画など毎日見るもんだから、正直もういいやーなんて思っていたのに!
今まで歴史の教科書でしか見たことがなかったダヴィデ。思っていた以上に大きくで、そして血管や身体の凹凸の細部まで忠実に表現していてゾクゾクしました。
余談ですが、ダヴィデ像は「自由と独立のシンボル」だそうです。その何とも言えない男前なフレーズに胸を打たれる人も多いのではないでしょうか?もちろん、わたしもその一人。
もし、「今、もう一度みたいものは?」と聞かれたら、迷わずダヴィデ像!と答えるでしょう。そのくらい素晴らしかった作品です。
その後、「海の都」ヴェネツィアでは、移動手段がすべて船(タクシーも!)だということに驚かされ、ミラノでは、"最後の晩餐"を鑑賞するつもりが、チケットが全てSOLD OUT!というわけで残念ながら見れず。楽しみにしていただけに悔しかったのですが、いつかまた、もう一度イタリアを訪れる理由ができたので、良しとします!
これからイタリアへ行く予定のある人にオススメしたいユースホステルがあるのですが。。。
フィレンツェにある「アルキロッシ」です。実はココ、サッカーの中田ヒデもお世話になったというバックパッカーの間ではちょっと有名なユースみたいです。
確かに、格安で朝・夕食事付き、シャワーはお湯と設備も整っていて、できることならもう一泊!と思える素敵な宿でした。何よりここは、宿内の壁一面に、これまで訪れた旅人たちのメッセージや落書きがぎっしり描かれています!それを眺めるのも、楽しみのひとつだと思います。
イタリアの旅も終わり、あとはフランスへ戻るだけ。。。
と、その前に。ローマで短縮した一日が余ったので「どこ行く?」と話し合った結果、急遽、オーストリアへ行くことに!!弾丸ヨーロッパツアー。まだまだ続きそうです!
スタッフ ワキトモカ
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