ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

SOHO・自営業者のための鉄の掟

遊園地という文化の喪失

2016/01/29
駅で、ます寿司を買いました。
500円ぐらいだったので、軽い昼食にお得かな、と。

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「ます」というと、思い出すことがあります。
それは、幼少時に食べた、ますの天麩羅のことです。

京都に八瀬というところがあって、
いまはエクシブ八瀬離宮という、高級ホテルがあるのですが、
40年前には、遊園地があったのです。

その遊園地には、水族館とか、バギー車、プールなど
おもしろいアトラクションが、ほんとうにたくさんあったのです。
一日中たのしく遊べました。

一番よかったのは。

その遊園地のはずれに、ますが放流してあるプールがあって、
そこで、ます釣りができるようになっていました。
普通の竹竿に、練り餌をつけると、子どもでも簡単に釣れます。

釣った魚は、そこのおばさんがいて、
あっという間に、頭とはらわたをかっさばいて、天ぷら粉をつけ
鍋にほうりこみ、待つこと1分あまりで、
ますの天麩羅ができあがるのです。

たぶん一匹100円〜300円ぐらいで食べられました。
これがおいしいの、なんの。
はっきりいって、京都の高級料亭の魚料理よりも、おいしいですよ。
※京都の高級料亭って、名前だけで美味しくないところ、あるんですよ。(^_^;)

いまの若い人は、かわいそうです。
TDLにUSJ...。
※ディズニーやハリーポッターを批判するつもりはありません。念のため

でも、TDLやUSJには、ますを釣って、
高級料亭並の、天麩羅にしてくれるサービスは、ありませんよね。

あるはず、ないか。
(^_-)

むかしは、こんな遊園地が、京都、大阪、滋賀にはいくつかあり、
日曜日がくるたびに、行くのを楽しみにしていました。

それぞれに、ます釣りのようなすばらしい、独自のアトラクションがありました。
だれか、復活させてください!







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