ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

SOHO・自営業者のための鉄の掟

ヨット競技の厳しさと魅力

2014/05/06
皆さん。このGWはどのようにお過ごしでしょうか。海に、山に、都会に、などいろいろ出かけるところは多かったと思います。私は琵琶湖に行ってヨットに乗り、セーリングをしてきました。乗ったのはこんな舟です。

P5031647.jpg

ヨットというと、一般の方のイメージは「水の上にプカプカ浮いて、気持ちよさそう」ぐらいのイメージだと思います。しかし、実際は、違います。かなり体育会系のスポーツなんですね。

それを口でいうのは、説明しがたいものがあるのですが、あえていえば「戸塚ヨットスクール」をイメージしてもらえばいいでしょう(笑)。ヨットというのは、スポーツそのものが「しごき」で成り立っている、ともいえます。あらゆるスポーツのなかでも、かなり厳しいスポーツの部類に入ります。

でもそれには理由があるんですね。海の上にでたら、いつなんどき大きな波がきたり、突風がきたりして死ぬかもしれません。完全に自己責任の世界なのです。

たとえば、かなり危険なスポーツと思われる、ボクシングなどはどうでしょうか。相手にノックアウトされ、リングの上で倒れて意識朦朧となっても、医者がリングサイドからすぐに駆けつけてくれて、救急措置が行われます。

でも。

ヨットの世界には「それがない」のです。
医者がこない、救急車がこない──
この怖さは体験したものでないと、わかりません。

実際にレースのあった3日(土)は多くの海や山で多数の遭難者がでた模様です。
前線が通過し、各地で強風注意報がでていましたから。
私もひじょうにつけておりました。

10167970_410291309110500_1401608616603629507_n.jpg
ヨットレースの模様は、ご覧の通りです。
強風が吹き荒れ、ヨットは時速30km以上のスピードでかっとびます。
これは自動車やバイクの体感速度でいうと、100km以上の感覚になります。
水色のセールの艇で、帆と逆側に飛び出す格好になっているのが、私です。

このような限界ギリギリのなかで、他艇に対して、将棋や囲碁のような戦略をもって、戦っていく、過酷なスポーツがヨットです。決して、水の上でぷかぷか浮いているだけのスポーツではありませんので、お間違えなく(笑)。






戻る