ヨット競技の厳しさと魅力
2014/05/06
皆さん。このGWはどのようにお過ごしでしょうか。海に、山に、都会に、などいろいろ出かけるところは多かったと思います。私は琵琶湖に行ってヨットに乗り、セーリングをしてきました。乗ったのはこんな舟です。
ヨットというと、一般の方のイメージは「水の上にプカプカ浮いて、気持ちよさそう」ぐらいのイメージだと思います。しかし、実際は、違います。かなり体育会系のスポーツなんですね。
それを口でいうのは、説明しがたいものがあるのですが、あえていえば「戸塚ヨットスクール」をイメージしてもらえばいいでしょう(笑)。ヨットというのは、スポーツそのものが「しごき」で成り立っている、ともいえます。あらゆるスポーツのなかでも、かなり厳しいスポーツの部類に入ります。
でもそれには理由があるんですね。海の上にでたら、いつなんどき大きな波がきたり、突風がきたりして死ぬかもしれません。完全に自己責任の世界なのです。
たとえば、かなり危険なスポーツと思われる、ボクシングなどはどうでしょうか。相手にノックアウトされ、リングの上で倒れて意識朦朧となっても、医者がリングサイドからすぐに駆けつけてくれて、救急措置が行われます。
でも。
ヨットの世界には「それがない」のです。
医者がこない、救急車がこない──
この怖さは体験したものでないと、わかりません。
実際にレースのあった3日(土)は多くの海や山で多数の遭難者がでた模様です。
前線が通過し、各地で強風注意報がでていましたから。
私もひじょうにつけておりました。
ヨットレースの模様は、ご覧の通りです。
強風が吹き荒れ、ヨットは時速30km以上のスピードでかっとびます。
これは自動車やバイクの体感速度でいうと、100km以上の感覚になります。
水色のセールの艇で、帆と逆側に飛び出す格好になっているのが、私です。
このような限界ギリギリのなかで、他艇に対して、将棋や囲碁のような戦略をもって、戦っていく、過酷なスポーツがヨットです。決して、水の上でぷかぷか浮いているだけのスポーツではありませんので、お間違えなく(笑)。
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