SOHO・自営業者のための鉄の掟

古いけれど価値のあるもの

2012/04/17

昨日、WOWOWで放送されていた昨年度公開の邦画「プリンセス・トヨトミ」を見ていました。原作の万城目学氏は、私の好きな作家のひとりなのです。これは大阪が舞台の映画なのですが、みていて驚いたことに、私の出身小学校（京都市内）が写っているではありませんか！（中学校のシーンとして）。２年前、私の出身小学校は、近隣の小学校５校ぐらいと統合され、廃校となりました。そして近代的なりっぱな校舎へと生まれ変わったのですが、はっきりいってそんなものいりません。私の小学校は築７０年ぐらいの歴史ある建物です。だれがみてもすばらしい建築でした。映画監督が、映画の舞台にしたいほどのものです。古いけれど、価値のあるもの──。京都にはまだまだそんな建物が多く残っています。