ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】

SOHO・自営業者のための鉄の掟

心理学が明かした「できるリーダー」たち共通行動とは?

2010/02/08

ライティングファンの皆様、おはようございます!
表題のタイトルから、みなさまは、答えは何だと思われますか?

 

時間を厳守する
コーチングを行っている――
部下が働きやすい環境を整備している

 

これらももちろん、大切ですが、
こんな難しいことではありません。
できるリーダーは、
もっと、単純で簡単なことを、実行しているだけです。

 

話はいきりなり脱線します。

 

潜在意識や象徴を読み解く、有名な心理学者フロイトとは対極にあるのが、「行動分析学」です。
ひとことでいうと、人間の「こころ」というものは抽象的でつかみずらいし、そんなもの、あるのかどうかさえわからない、それなら、人間の行動というものを分析することによって、心を理解していこう、というひじょうに現実主義的な考え方です。


※興味がある方は、『行動分析学』という著書をぜひ購入してください。http://www.amazon.co.jp/%E8%A1%8C%E5%8B%95%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E3%83%92%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%89%E5%B1%B1-%E5%B0%9A%E5%AD%90/dp/4087203077/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1265596235&sr=8-2

 

21ERDBS780L__SL500_AA200_.jpgこの行動分析学の杉山尚子先生によると、その差は一目瞭然でした。「できるリーダー」と「できないリーダー」の行動を一日観察していたのです。

 

できるリーダーは、部下の業務チェックを、ひじょうに短期間のうちに行っていました。

 

たとえば、「あと3時間後に、あなたとA社に新商品の営業にいく。プレゼン資料を用意しておくように」という指示を出すとします。

 

できるリーダーは、15分後に、「進行状況はどうだ。何か困ったことはないか」とチェクをいれます。部下は「じつは、売上予測の点で、もうひとつデータが欲しいのですが...」というような質問をすることができ、よい資料ができ上がっていくのです。

 

できないリーダーは、2時間55分たって、「できたか?」とだけ、聞きます。すると部下が「あ、忘れてました。大急ぎで用意しますから、あと15分待ってもらえますか?」というような返事をもらったりしてしまうのです。

 

できるリーダーは、部下に仕事を頼んですぐにチェックをいれます。
1カ月後の仕事でも、2~3日後ぐらいには、一旦、中間チェックをいれます。
できないリーダーは、29日目にはじめてチェックをして「なんでできていないんだ~」とキレるのです。

 

これは部下が、小さな業務を毎日、短時間のうちにチェックを入れていないから、あなたからの頼まれ仕事は「行動の習慣」として「すべて後回し」してしまうからです。たとえ1時間後に提出しろと、書類の作成を部下に指示しても、5分後にはチェックをいれる、これを毎日繰り返していると、1カ月後の大きなプロジェクトのときにも、早い段階から、部下は用意をするようになるのです。

 

要するに、毎日の「声かけ」が大切だということです。

 

声をかけられると、相手は嬉しいです。
そのときに、質問もすることができます。
コミュニケーションがとれます。
仕事をするたびに、部下は上司を信頼していきます。

 

反対に、チェックが甘いリーダーは、自分の行動が原因となって、部下に「仕事にとりかかる時間を遅くする」という習慣づけを行ってしまっており、結局、自分で自分のクビを占めているということになります。

 

部下が働かなくて困る――
妻や夫がいうことを聞いてくれなくて――

 

というような悩みをお持ちの方は、ぜひ『行動分析学入門』(集英社新書)660円をお読みください。人生が一変します。いままでの心理学って、何だったんだって、いう気になりますよ。それと、私に印税が入りますから(笑)ぜひ購入してください。



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